2014.03.17
体を温めるお酒・冷やすお酒
お酒を飲むとぽかぽかしてきますよね
どんなお酒にも体を温めるはたらきがあるような気がしますが、これはアルコールのはたらきによるもの
飲み始めはぽかぽかしてきますが、発汗作用もあるので結局は体が冷えてしまう傾向があります。
お酒で冷え性を改善しよう、というのはちょっと難しいかもしれません
でもお酒にも「体を温めるもの」があります
体を温めるお酒と冷やすお酒の見分け方
暑い夏にはキーンと冷えたビールを飲みたくなりますし、寒い冬には鍋料理に熱カンが欲しくなります。
体が何を欲しているかにそのヒントがありそうです。そこで温めるお酒と冷やすお酒の見分け方はこちら
- 米が原料の酒は、体を温める
- 麦が原料の酒は、体を冷やす
では具体的にどんなお酒が温めるのか、冷やすのか、ご紹介しますね
体を温めるお酒
体を温める飲み物には何があるかというと・・・
温めるお酒
- 紹興酒
- 日本酒
- ブランデー
- 赤ワイン
紹興酒はもともと中国の寒い地方に住む人たちが好んで飲んできたお酒。
日本酒は原料がお米で、ブランデーや赤ワインは原料がブドウなので、どちらも体を温めるお酒となります。
紹興酒や日本酒など熱カンで飲むと、温める効果はさらに高まります。
またワインは温めると冷やすの中間にありますが、赤ワインは体を温める食べ物の色である「赤い果皮」ごと発酵させているので、白ワインよりも温めるはたらきがあります
体を冷やすお酒
今度は、体を冷やす飲み物を具体的に紹介します。
冷やすお酒
- ビール
- ウィスキー
- 焼酎
- 白ワイン
ビールやウィスキーは麦が原料なので冷やすお酒に白ワインはさほど冷やすお酒ではないですが、温める食べ物の色である「赤い果皮」をつかった赤ワインほどは温める効果はありません
飲み方も赤ワインは常温で飲むのに対して白ワインは冷やして飲みますので、どちらかというと冷やすお酒の仲間になります。
また、さつまいもは温める食べ物なので麦焼酎よりも芋焼酎の方が体を冷やしにくいのではないでしょうか
冷やすお酒も温めて飲めばいくらかやわらぎます。ビールや白ワインはちょっと無理でしょうが、焼酎はお湯割りにしたりホットウィスキーにするなど工夫すれば冷やしにくくなると思います
~ナチュラルハーモニーHPより~